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都心の中にポツリとある愛宕山、その山頂にある愛宕神社へ行ってきました。
愛宕神社
1603年に徳川家康公の命により、防火の神様として祀られました。
江戸大火災で全焼し、明治10年に本殿、拝殿、社務所が再建されましたが、関東大震災と帝都大空襲によって、太郎坊神社を除いて全焼しました。
現在の社殿は昭和33年に寄付によって再建された建物です。
愛宕山を居抜いたトンネルを歩いて来ました。
防火の神様らしく門柱と防火水槽の看板が、仲良くならんでおります。
その先に見えるのは、、、、、
出世の石段
寛永11年に3代将軍家光公が、増上寺を参詣た帰りに愛宕神社の下を通りました。
境内に咲いていた見事な源平梅を見て
「誰か馬にてあの梅を取ってまいれ」と言いました。
馬でこの階段を登って行くことなど到底無理そうで、家臣は黙ってうつむいてしまいます。
その時、パカパカと登って行く者がありました。
「この太平の世に馬術の稽古を怠りなきこと、まことあっぱれである」
「日本一の馬術の名人」と褒め称えられ、全国で有名になりました。
実際、明治、大正、昭和で成功した人がいるそうですΣ(゚Д゚)
▼大鳥居
物凄い幅が狭くて急な階段です。
鳥居の内側の狛犬さん
ん?あれ??
ここは通常と違いますね。
▼向かって右に吽形の狛犬さん(普通は左にいる)
▼左に阿形の狛犬さんがいました(普通は右にいる)
狛犬は魔物からから本殿を守る魔除けですが、口を開けた阿形の狛犬(獅子)は吐く呼吸、物事の始まりを表し、口を閉じた吽形の狛犬(狛犬)は吸う呼吸、物事の終わりを表しています。
獅子と狛犬の一対で、ツノが無いのが獅子、ツノがあるのが狛犬ですが、今はツノが無い狛犬も多くあります。
境内
途中3回も休みながら上まで登りました。
いや~こんなに体力が無くなったのか、、、とちょっとショックを受けたら
息子「いや、この階段はかなりキツイよ」と。
登りきって振り返り、やっぱり急だわ~(;・∀・)
石段を登りきると一の鳥居があります(写真梨)。
▼手水舎は使用できました。
▼久しぶりのきちんと清めれました(口はゆすいでないよ)。
手水舎の横には茶屋があり、息を切らしたべるを見た茶屋のおばちゃんが
「ご苦労様でした。座って休んでいきなさい」と言ってくれたので、外の床机で休ませていただきました。
助かりました~(´▽`)
▼拝殿の前に朱塗りの門
▼立派で鮮やかな門です。
この門の向こう側左には、撫でると福を呼ぶ招き石と将軍梅があります。
▼主祭神は火産霊命(ほむすびのみこと)
参拝者が多かったので額扁の写真です。
▼境内では鳥居が密になっております(笑)
▼この向こうに通路があり
▼その先に末社があります。
▼右は大黒天社で大国主命、真ん中は福寿稲荷社で宇迦之御魂を祀っています。
▼左の太郎坊社は猿田彦命を祀っています。
▼弁財天の奥には池があって鯉がたくさんいました。
餌をあげてる人もいました。
▼鯉が黄金に輝いて見えました(*^-^*)
御朱印
ガラス張りの明るくてきれな社務所で御朱印などの授与品をいただきます。
▼御朱印は直書きのみです。
以前、境内に靴跡のついた書置きの御朱印が落ちていた事があって、それ以来直書きのみになったそうです。
▼書置きを頂く事も多いので、気を付けなければですね。
石段
正面の大鳥居から続く出世の石段は急な男坂で、その右側にある石段はやや緩やかな女坂です。
あの傾斜が急な階段を降りるのは怖いので、女坂を下りました。
誰もいなかったなぁ。
アクセス
駐車場はありません。
1.地下鉄神谷町駅から徒歩5分
2.地下鉄虎ノ門駅から徒歩8分
3.地下鉄御成門駅から徒歩8分
最後までご覧いただきありがとうございました(*^^*)