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記事が前後しますが、丸山公園と青蓮院門跡の間に、圓徳院へ行きました。
ねねの道
丸山公園から歩いて祇園閣を曲がれば、洒落たお店があるねねの道。
まっずぐ進めば二年坂、産寧坂、清水寺へと続く道、左へ行けば坂本竜馬のお墓がある維新の道です。
平成10年に整備され、高台寺通りからねねの道へと名称が変わりました。
▼画像は歩いてきたねねの道です。
右側は今回は寄らなった高台寺です。
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旅とも各自で自由行動した10年前の二年坂、産寧坂は大混雑で、行きたかったお店が休みだったようちゃんは、途方に暮れて道にしゃがみ込んでいたっけね(´▽`)
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圓徳院
豊臣秀吉の没後、ねねは高台寺建立を発願し、思い出の伏見城の化粧御殿と前庭を移築して移り住みました。
正面入口は長屋門ですが、今回はカード会社の観光ラウンジを利用する為に、円徳院に隣接する商業施設のギャラリー小道から入りました。
ちょっとした小さい雑貨屋さんや美術館があります。
入口に小さな鐘が置いてあってそれを撞くのですが、たまたまスッタフさんが庭にいたのでそのまま案内されました。
▼ねねが晩年をすごした圓徳院で、庭を眺めながらお茶を頂きました。
▼旦那君は昆布茶、べるは冷たい麦茶をこんな雅な器で頂いて、かしこまってしまいましたよ(笑)
暗くて見えにくいですが、豊臣家の家紋が入ってます。
たくさん歩いたのでホッとしました。
▼お菓子も出してくれましたが、苦手だったのでそのままてを付けずに置きました。
拝観
カードラウンジ利用で拝観料が無料になります。
▼天井のライトがモダンですね。
▼国宝の松林図屏風が有名な、長谷川等伯の障壁画で国の重要文化財です。
襖一面の桐紋の上から画かれています。
大徳寺の頭塔に襖絵を画きたいと懇願しても許されず、住職が二か月留守にした間に勝手に上がり込んで画いてしまったという襖絵です(笑)
全36面のうち32面所有しています。
桐紋の上に勝手に描いて怒られなかったのだろうか(ꏿ﹏ꏿ;)
▼松林屏風図は東京国立博物館に収蔵されています
▼方丈から見る南庭。
▼圓徳院には現代画家さんの襖絵がたくさんあります。
平成6年の方丈解体の際に画かれた、赤松燎の遺作・白龍の図
肝心の白龍が写ってませんでした( ̄▽ ̄)
▼志村正作・雪月花襖絵
▼べるの撮った写真は暗かったのでお借りしました。
▼綺麗なトイレも完備
途中には蔵を改造したギャラリーがあります。
▼北庭の、長い渡り廊下の先にある小部屋には、百人一首が飾られていました。
旦那君「誰か『好きな句はどれですか?』って聞いてくれないかなーって思ってた」
と帰ってきてから言ってました。
聞かれたら答える句を決めてたんだって(笑)
人がいないし、そもそもコロナで話かける人はいないでしょ(^-^;
▼蓮の絵がありました。
▼北庭は伏見城北政所化粧御殿の前庭を移築したもので、当時の原型をほぼそのままとどめています。
全部は紹介しきれませんでしたが、見どころの多い圓徳院でした。
写経も無料で出来ます。
御朱印頂くの忘れたー(;''∀'')
疫病退散の御朱印を無料で授与しています・・・・・
▼10年前に旅ともと高台寺の夜間拝観へ行きました。
夜間拝観とお寺事情
地元の方に聞いた話では、ライトアップをして夜間特別拝観を始めたのは、高台寺が最初だそうです。
その方はあるお寺さんの檀家さんですが、年々檀家が減っていて、持ち回り(役)が早く回ってくるようになった役を断ったそうです。
「負担が多すぎてもう無理!」
行事のお手伝い等の他、お寺の修繕費用やなんやかやで寄付も多い事でしょう。
なので、通常より少し高い夜間拝観料や、特別御朱印などを授与しての収入は、お寺さんと檀家さんにとって良い事なのだと。
観光客にとっても綺麗なライトアップ見て、御朱印を頂いてと良い事だと思います。
以前はあまり無かった限定御朱印も増えましたね。
月変わりっていう所も多いです。
▼少し離れますが、こちらには俵屋宗達の杉戸絵があります。
最後までご覧いただきありがとうございました(*^^*)