旅のRESUME

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 【上野】博物館へ初詣『東京国立博物館』【2013】

東京国立博物館が140年館内に巣食っていた巳・蛇・ヘビを集めて展示室を作りました。


干支の蒔絵、全部擬人化されいます。ヘビだけが女性なのです。
うさぎ画像はおまけ。
他にも置物、十二神将立像(12の方位と干支を表す)の巳神、蛇の装飾の般若面などヘビにまつわるものがたくさ〜ん!


今回の目的の一つは、3年ぶりの公開となる長谷川等伯の国宝松林図屏風

写真にうまく収めれなかったのでこちらをご覧ください。
現物は3倍の長さ。霧の中の松林、その背景にうっすらと見える雪山が綺麗。
襖絵の下絵だそうですが、そうは見えないですね。
公開は14日まです。

見れてラッキー


特別公開中の風神雷神屏風図(尾形光琳作)です。
俵屋宗達のよりは色が鮮やか、髪がまとまっているとかありますが、構図は同じ。
一度見たかったので嬉しい出会いでした。
(京都にまた行きたーい。三十三間堂の風神・雷神像も凄いのだ!)

右側は四天王の多聞天(毘沙門)。
蘇我氏VS物部氏の際、聖徳太子が四天王を呼び出して、蘇我氏(馬子)を勝利へ道びいた・・・という逸話があります。
古くから日本に伝わった神様なのですね。上杉家の守護神でもあったけ。
左側は不動明王。数いる明王達のリーダー的存在。
凛々しいお姿です。
どの不動明王も右手に剣と左手に、いつも縄のようなも(おもり?がついていたり)のを持っていますが、これって何でしょう?
前から疑問でした。知っている方がいたら教えてください。

最後に残念だったのは菩薩立像が無かったことです。
学芸員の方に聞いたら「今日は出てない」と言われてがっかり。
昨年の9月から12月まで展示されていたそうです。
トーハクの菩薩様は唇が水晶の美しい立像なのですよ。