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今回の旅行で絶対に行きたかった場所のひとつ、高館義経堂(たかだちぎけいどう)へ、その後無量光院跡へ行きました。
高館義経堂
義経堂まではJR平泉駅からおよそ1.2km、徒歩で15分、タクシーで5分です。
車の場合は山の麓に車を止めてお堂まで歩きます。
舗装された道だから、バイクと自転車は上まで行けますが、まあまあな坂道です。
自転車で登っていった強者がいましたけどね(^^;
駐車場は無料です。
入山料大人一人300円を支払ってお堂に向かいます。
また階段だぁ~とちょっとため息(笑)
下記画像の先にも階段は続いております。
高館は北上川に面した丘稜で、兄・頼朝に追われた源義経が平泉に落ち延び、藤原秀衡の庇護の元、居を構えた場所です。
1189年4月30日、頼朝の圧力に耐えかねた泰衡(秀衡の子)の急襲にあい、この地で自害するまでの8年間ここに住んでいたのです。
▼義経堂
1683年仙台藩主四代伊達綱村公が、義経を偲んで建てたお堂です。
▼中には源義経公像が安置されています。
頭部と兜が別作りで髻が付いているそうです。
▼源義経主従供養塔
昭和61年、藤原秀衡公、源義経公、武蔵坊弁慶800年の御遠忌に供養のための塔が造立されました。
▼必勝絵馬がカッコいいです。
▼芭蕉句碑
夏草や 兵共が 夢の跡
1689年旧暦5月13日(6月29日)、高館に立ち、眼下に広がる夏草が風に揺れ光る様を眺めた松尾芭蕉が、平泉文化を築き上げた藤原氏の繁栄やこの地に散った義経公を思い詠んだ句です。
▼高館からの眺望は平泉随一といわれていて、本当に綺麗な風景でした。
800年前に義経が、400前には松尾芭蕉がこの同じ景色を見ていたんだと思うと、胸にこみ上げてくるものがありました。
坂道はシンドかったけど行って良かったです。
▼御朱印
書置きを頂きましたが、印刷ではなく手書きで書かれていました。
年配の方が一人で対応していて「疲れた、、もう帰りたい」とぼやいておりました(^^;
無量光跡
無料駐車場がありますが、目立たないのでうっかり通りすぎました。
▼建物等など何も無いので、旦那君が世界遺産に納得しなかった場所です(笑)
跡地ですからね~(^^;
三代秀衡公が、宇治の平等院鳳凰堂を真似て建立した寺院があった場所です。
▼伽藍の一部ですが、実際は平等院を上回る装飾を施した、豪華絢爛な寺院だったそうです。
画像はお借りしました
▼無量光院復元図
画像はお借りしました
建物の中心は西の金鶏山と結ばれ、その稜線に沈む夕日は極楽浄土をイメージしていました。
世界遺産委員会が浄土庭園の最高傑作と認めた遺構です。
▼平等院鳳凰堂・・・・・似てますね。
画像はお借りしました
順番はバラバラだけど、腰越、鞍馬、壇之浦、平泉ときたら、次は屋島にも行かなくちゃね!
最後までご覧いただきありがとうございました(*^^*)