旅のRESUME

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【東京都・北区】「王子の狐」の舞台・東国三十三国稲荷総司『王子稲荷神社』

ブログへお立ち寄り頂きありがとうございます。

東京の北区にある王子神社へ参拝しました。

畠中恵さんの「しゃばけ」に度々登場する〝王子の稲荷〟に、ずっと行ってみたいと思っていました。なんとなく八王子のほうにあるんじゃないか、と勝手に思っていたのは大間違いでした(^^;

近くの民間駐車場から稲荷坂と言われる坂道を登っていくのですが、これがまた結構な坂道でした。

▼結構な傾斜ですよ~。
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王子稲荷神社

源頼義から関東稲荷総司(総社)の称号を受け、北条氏、徳川将軍家の祈願所と定めれていた歴史があります。f:id:bluemoonbell:20230126160225j:image

▼お狐さんは神の遣い

装束稲荷神社からの狐の行列のゴールとして有名です。一度見たいですねぇ
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落語・王子の狐

王子稲荷の狐は人を化かす事で有名だった。

ある男が王子稲荷に参拝した帰り道、狐が美女に化けるのを目撃した。

どうやら人を化かそうとしているらしい。ひとつ騙されたフリをしてやろう。

人を騙そうとした狐が、逆に人に騙されるというお話しです。

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▼広重の「名所江戸百景」に描かれている王子の狐と狐火

毎年、12月の晦日の夜に、東国三十三国の狐が集まるのだそうです。


入ってきた鳥居は正面ではありませんでした。出直します(^^;)
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▼こちら正面ですね。立派な門がありました。
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▼手水舎かと思ったらベンチ。向こうには幼稚園がありました。
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▼階段を登っていきます。

▼その前右側に市杵島神社がり、弁天様が祀られていました。

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▼さあ、階段は、、、、結構急です(;''∀'')f:id:bluemoonbell:20230126160601j:image

何故昔の階段で狭くて急なんですか?

▼下の2社は大変な階段でした。

www.bluemoonbell.work

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▼正面から入るとまず狛犬さんのお出迎え。

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▼綺麗な体形(?)の狛犬さんです(❁´◡`❁)
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社殿

現在に社殿は十一代将軍徳川家斉公に寄進されたものです。

御祭神は

宇迦之御魂神

受気母智之神

和久産巣之神
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凧市

江戸時代は火事が多かった為、江戸の市民が火事除けのお守りとして、王子稲荷神社で奴凧を買うようになったのが始まりです。

凧は風を切って上空へ上がる事から、風を抑えるとして火防(ひぶせ)の凧と呼ばれたそうです。

 

▼神社の彫刻はカラフルで好きです。
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奥の院

本殿の横の鳥居を抜けると奥の院への参道があります。

素直な感想を言いますと、一般家庭のお庭のように植木鉢や植物があちこち植えてあり雑多な印象があります。
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ですが、稲荷大明神眷属のお狐様がたくさんいるので、引き締まった空気を感じます。
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▼パワースポットへの入り口

左側に少し見えている階段を上っていきますが、その前に、、、、、
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▼お石様

願い事を念じながら『お石様』を持ち上げ、事前に予想した重さよりも

軽かった=願いが叶いやすい

重かった=叶いづらいので努力が必要

という言い伝えがあります。
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旦那君「重かったよ」って(^^;)

▼お石様の前に立派なお狐さまがいました。
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▼しっかり囲ってあるのは劣化が進んでいるからでしょうか。
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▼お穴さま

昔、ここに狐が住んでいたそうです。
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この日神社の家の子かな、小学生くらの男の子が「ご参拝ありがとうございます」すれ違つ時は「どうぞ」と忙しそうに、道を譲りながら奉仕していました(´▽`)

末社

北村稲荷神社、亀山稲荷神社、嬉野稲荷神社
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▼スマートなお狐さん
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▼浮世絵に描かれている姿そのもののようです。
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御朱印

凧と可愛い狐さんで火防御守護の御朱印を頂きました。
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最後までご覧いただきありがとうございました(*^^*)