旅のRESUME

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【映画】DVDで敬遠していた「コクリコ坂から」を鑑賞 絶対お勧め作品!

 ブログへお立ち寄り頂きありがとうございます。

本日、金曜ロードショーで「コクリコ坂から」からを放映します。

地上波で3回目の放映です。


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結論からいいますと、とても良い作品だったので観てない無い方には是非お勧めしたい。

 

ずっと敬遠していた作品

過去、ジブリ作品は大好きでした。

ジブリティム・バートン作品で子育てしてたと言っていいくらい(笑)

あとディズニーね。

ジブリ作品を映画館で最後に観たのは「ハウルの動く城」でした。

自分の中で、この作品を見て「ジブリはもういい」と思い、新作はまったく観なくなりました。

 

2011年夏、子供2人を連れて「ハリーポッターと死の秘宝PART2」を観るめに映画館へ行きました。車で連れていってくれたのは旦那君ですが、ハリーポッターにはまったく興味が無いので、観ないと。。。。

終わるまで何処かで待ってると。。。。

べる「せっかくだから時間が合いそうなのを観たら?」

と言い残し、子供2人を連れてハリーポッターの上映スクリーンへ。

 

そしたら、一人ジブリしてました(笑)

合流したらコクリコ坂からを観た旦那君は大絶賛!

その後DVDが発売されるとすぐに購入しました。

その後何度もDVDを観る旦那くん。対してまったく興味ない自分。

 

しかし、ついに

今回退院後の体調悪くて動けない時に目の前でDVDを再生されました。

ほとんど動けなかったので、最初から最後まで初めて通して観る事になったのです。

結果、とても良かったです。食わず嫌いでした(^-^;

簡単に物語

舞台は昭和38年の横浜。

主人公、松崎海は朝鮮戦争で船乗りだった父を亡くし、大学助教授で渡米中の母に代わり、海を見渡せる丘に建つ下宿屋コクリコ荘を切り盛りしています。

朝起きてご飯を炊き、妹・弟・祖母・下宿人、合わせて7人分の朝食の用意をします。

そして庭に航海の安全を祈る信号旗を上げ、洗濯をして高校へ行きます。

 

海の通う高校には男子文化部の部室棟カルチェラタンがあり、老朽化で取り壊される危機に直面。

新聞部部長の風間俊と生徒会長の水沼史郎を中心に、取り壊し反対の学生運動が起きて、いろんな騒動が巻き起こります。

 

あんまり書くとネタバレになってしまうので、、、物語の軸は取り壊し反対運動と、風間俊と松崎海の淡い青春物語です。

途中、「え!?」と思うような展開で、この2人どうなっちゃうんだろうと心配しました。

原作漫画とアニメ

原作は佐山哲郎、作画は高橋千鶴、なかよしに連載されていたようです。

姪っ子たちが見ていた漫画が宮崎駿監督の目にとまって映画化されました。

監督は宮崎駿監督の長男、宮崎吾郎ゲド戦記に続く2作目です。

宮崎駿監督は企画と脚本を担当。

キャラクターデザインはジブリのデザインになっています。

変更点

この作品はキャラクターデザインの他にも原作漫画からの変更があります。

  • 原作には無い文化部部室カルチェラタンの設定
  • 制服がブレザーからセーラー服に変更
  • 主人公の性が小松崎から松崎に変更
  • 下宿人・北見北斗(男・獣医師)から北斗美樹(女・医師)に変更
  • 母・小松崎虹江(カメラマン)から松崎良子(大学教授)に変更
  • 賭け麻雀の設定カット
  • 出生の秘密の発覚設定変更
  • 祖父の島太郎は死亡している設定

他にも細かい所でいろいろあるようです。

豪華声優陣

たくさんの人が参加されてますが、昔からジブリ作品は俳優の起用が多いです。

海=長澤まさみ

祖母=竹下景子

母親=吹雪ジュン

風間俊=岡田准一

水沢史郎=風間俊介

他にも石田ゆり子内藤剛志香川照之などなど

おまけの話

タイトルにあるコクリコとはフランス語で“ひなげし”の事です。

そして男子部文化部棟のカルチェラタンは、フランスの地名です。

ラタンは“ラテン語”という意味でラテン語地区を指します。

大学・高等教育機関が集中する学生街、学生運動の中心地です。

 

最後に

東京オリンピックにポスターが貼ってあったりして昭和38年というノスタルジックで、現代からするとちょっとファンタジーな世界感。

時間があったら観てくださいね♪

最後までご覧いただきありがとうございました(*^^*)