こんばんは。ご訪問ありがとうございます。
5月12、13日に一泊二日で指宿へ行ってきました。
くうちゃん、きいちゃん、ようちゃん、みいちゃんandべる、5人の旅行記です。
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知覧武家屋敷群の後に寄りました。
知覧に鎮座する豊玉姫神社
周囲は畑と野っ原ばかりで、とてものどかで静かな場所にあります。
鳥居が面している通りはそれなりに広く、バスも通る道です。
でも、静かです。人を見かけません。
鳥居の先に、緑の木々に囲まれた朱色の拝殿が見え隠れしています。
こういう雰囲気は大好きです。
豊玉姫を祭った神社は各地にありますが、龍宮伝説のある薩摩半島が発祥なのでしょうか。
創建とかの情報が入手出来なかったので、よく分かりません。すみません。
神格とご利益
豊玉姫の神格は、水の神、聖母神、福の神、祈雨の神
御利益は子宝・子育て、美形の子を授かる、安産守護、産婆乳母、縁結び、農業・漁業・畜産、航海安全
海神の娘なので、海と水に関係した事柄が多いですね。
山幸彦との大恋愛で、縁結びなのでしょうが、安産とさらに美形の子供が生まれるご利益は、全国でもここだけかもしれません。
下の記事も豊玉姫を祭った神社です。
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拝殿の後ろには本宮と客人社(まろうどしゃ)。
多くの神社がそうですが、本宮って見えないように出来てますね~。
水からくりで有名な豊玉姫神社
この建物の後ろ、道路に面して大きな水車があります。
水からくりとは、水車の歯車をテコの応用で30cm~40cmの人形の手足を動かすものです。
この建物がそのまま舞台になるわけです。
薩摩半島南部の万ノ瀬川流域のみ伝わる伝統芸能で、県から「知覧の水車からくり」国から「薩摩の水からくり」として、文化財に認定されています。
お人形は本当の小さいです。
知覧の水からくりは、毎年演目が変わり、人形の手足まで細かく動くストーリー性のある芝居として上演されます。
上演は六月灯7月9日~10日、9:00~22:00
毎年2万人近くの人が見に来るそうです。
豊玉姫と山幸彦
二人は夫婦です。
べるは「豊玉姫は乙姫」であり「山幸彦は浦島太郎のモデルになった」と考えています。
そして、一説である「竜宮城のモデルは琉球王国」もそうだろうと思います。
お話の結末はまったく違いますけどね。
ざっくり説明
いろいろあって、海神オオワタツミの娘、豊玉姫(乙姫)と結婚します。
豊玉姫は、出産の時に夫に正体(鮫)を見られ恥じて家を出ます。
生まれた子供のウガヤフキアエズは、叔母である玉依姫(豊玉姫の妹)に育てらて、のちに結婚します。
叔母と甥が結婚しました・・・生まれた子供がカムヤマトイワレビコ(神武天皇)でした。
もっと詳しいお話を知りたい方は古事記を読んで下さいね~(^-^;
豊玉姫神社へのアクセス
バスの場合、鹿児島市内から鹿児島交通バスの知覧行きで1時間15分、知覧バス停下車、徒歩10分
車の場合、指宿スカイライン知覧ICから車で15分
最後までご覧いただきありがとうございました(*^^*)