旅のRESUME

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【栃木県・足利市】伊勢神宮の社殿を譲り受けた『八雲神社』【ざっくり説明】

こんばんは。ご訪問ありが とうございます。

今日は、日本人の氏神である伊勢神宮から社殿を移築した、足利にある八雲神社をご紹介します。

下記は足利駅の近くで食べたお昼ご飯の記事です。

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足利八雲神社

神社の説明によれば、869年に清和天皇の勅定によて素盞嗚男命と、他二神を祀ったのが始まりとされています。

 

平将門が反乱を起こした時に、藤原秀郷が「朝敵退散」を祈願し、その勝戦報告に「抜かずの太刀」を奉納されたと説明があります。


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文足利には八雲神社が4カ所あります。

ここは、足利市緑町2丁目にある八雲神社です。

神社の後ろが広大な足利公園で古墳群などもあります。

神社自体に敷地はそれほど広くはないですが、人が少なくてのんびりした雰囲気があります。


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伊勢神宮から譲り受けた社殿

こちらの神社は平成24年12月9日の未明に、心無い者の手により焼失しました。

翌年2月に復興再生委員会が組織され、全国からの寄付で再建がはじまりました。

 

62回目の伊勢神宮式年遷宮で解体されたヒノキ材を譲渡されて、5年の歳月を掛けて完成しました。

 

譲り受けたのは、天照大神の弟神の月讀尊荒御魂宮の本宮と幣殿一式と一他部です。

本宮をまるまる譲られるのは珍しい事なのだそうです。


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新しい拝殿なので綺麗ですね(*^^*)

主祭神素戔嗚尊


素戔嗚尊の他、大巳貴命、少名彦命、櫛稲田媛命が祀られています。

拝殿の中も綺麗ですよ。新しい木って気持ちがいいですね!
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本殿は横からチラっとしか見えません(^_^;)


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神明造りが神聖な雰囲気を押し上げますよ~。

本殿の後ろは足利公園になります。


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磯神神社

境内には末社として磯神神社があります。


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元気をな大黒様もおられます(笑)
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素戔嗚尊と櫛稲田媛

八雲立つ~」

日本初の有名な和歌がありますね。

ラフカディオ・ハーンの「小泉八雲」はこの和歌が由来です。

■ざっくり説明■

素戔嗚尊と櫛稲田媛は夫婦です。

なれそめは、八岐大蛇の生贄にされかかった櫛稲田媛を助けた事です。

正確には八岐大蛇を退治する条件として媛と結婚を希望しました。

見事退治をして櫛稲田媛と結婚。

新居を立てる土地を探して須賀(島根県大原郡)へ来た時に「ここへ来たら気持ちが清々しくなった」と気に入りました。

 

 

巨大な雲がむらがりたつ出雲の国よ

雲は幾重にも巡って大垣を作っている

それは愛する妻を住まわせる宮殿の八重垣のような、見事な雲の八重垣だ

 


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お昼時に行ったら社務所は昼休憩中でした。

ちょっと中をの覗いたらお昼ご飯を食べていました(汗)

社務所も新しく綺麗ですよ。

森高千里記念植樹の藤

森高千里の「渡良瀬橋」という曲の歌詞に八雲神社が出てくるらしく、記念樹がありました。

足利フラワーパークから譲渡された藤だそうです。

森高千里は神社焼失の際も、チャリティを行うなど貢献しました。


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下記も足利にある神社です。宜しけばご覧ください。

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 アクセス

足利駅から歩いて15分位です。

気候がよければ良いけど、周りにはなにもないので寄り道するような所はありません。

駐車場は10台くらい停めらると思います。

べるは織姫神社から往復歩きました。

結構ありましたよ。途中にちょっと怖いような宅地跡があったりして、、、(^_^;)