くらしの植物苑
くらしの植物苑は国立歴史民俗博物館にあります。
生活を支えてきた植物を系統的に植栽しその理解を深めることを目的として「くらしの植物苑」を開設しています。
苑内には「食べる」「治す」「織る・漉く」「染める」「道具を作る」「塗る・燃やす」といった6つのテーマに沿って植物が植栽されています。
苑内は広いですが、今回は朝顔が目的なので、上図の左下の東屋周辺のみです。
伝統の朝顔
江戸時代以降、何度かのブームを経て今も受けつがれてきた変化朝顔。
見る機会ってそんなにありませんよね~。ってことで行ってきました。
実は3年前にも行ったんですが、午後だったため見れませんでした(^^;
今回は開苑とともにイン!と言っても、歴博の駐車場に着いたのが9時半少し過ぎで、そこから8分歩きました。
※植物苑の側にも駐車場があります
「門が立派だ」と感激する旦那君。
この辺りは武家屋敷もあるのです。
入り口のおばちゃんに「今日は大輪が綺麗に咲いてますよ」と言われてウキウキして入場(笑)
一番最初に目に飛び込んできたのは朝顔ではなく巨大な豆。
旦那君「うぉ~、何だこれ、デカい!」
▼ナタマメ
▼ヘビウリ
▼左上から時計まわりに、おおだるまひょうたん、岡部マリ人の名前みたいだ(笑)、カーリング、特大ひょうたん
変化朝顔
入ってすぐの東屋を中心に朝顔が展示されています。
▼斑入り葉の朝顔
▼べる「うわ~枝垂れ朝顔だ!」って一瞬驚いたけど、考えたら朝顔はつる性植物なのでした(^^;
▼たくさんの朝顔があってどれも珍しくて綺麗。
▼これはヘブンリーブルー、我が家にもあります。
先日、間違えて抜いてしまいました(;''∀'')毎年こぼれ種で咲いてたので、来年はどうなる?
▼正木系統 黄/尾長/立田葉/紅/筒白/切咲
何のこっちゃ?と思いますよね。
黄色っぽく/尾のように長い/立田葉で/花は紅色/芯筒が白く/切れ込みが入っている
朝顔という意味です。
緑の文字が葉、赤い文字が花を表しています。
▼これは分かりやすいサンライズ・セレナーデという名前でした。
▼正木系統 青/渦葉/栗皮茶/丸咲
分かりますか?色が明るく写ってますが、渋い茶色の花です。
緑の葉=青と表現されるようです。
▼正木系統 青/弱渦/蝙蝠南天葉/淡青地/藤紫吹雪/筒咲/八重
もうね、漢字から想像して「あ~そうなのね」と納得するしかありません(笑)
突然変異の変化朝顔はオンリーワンなので、クリスマスローズと同じような名称の付け方です。
でもクリローより難しいな。
▼この斑入り葉はまるでアイビーみたい。
次回、朝顔画像バンバンいきます!(笑)
最後までご覧いただきありがとうございます(●'◡'●)