ブログへお立ち寄り頂きありがとうございます。
トーハクでたくさんの虎を鑑賞した後は、総合文化展・平常展を見て回ります。
前回のブログに書いた通り、所蔵品と寄託品を合わせて膨大な数のコレクションがあり、2019年度の総展示数は5,813件でした。
※2020年は休館していたので2019年の数字になります
そんなトーハクを全部見るなんて、はっきり言って無理ー!
なので、2階をぐるっと一周して、1階は見たい展示室だけ行きました。
今日の記事は
「こんなの読む人いる?」
ってくらい自己満足な内容です。
※見出しの番号は展示室の番号です
1-2 仏教の経典 ー奈良・飛鳥
▼菩薩半跏像
思案するこの格好の弥勒菩薩は多いですね。
なにしろ本館だけで26室あるのでね^^;
▼聖観音菩薩(模造)
原品=奈良・飛鳥時代・7~8世紀
2 国宝室
▼松林図屏風 長谷川等伯筆
安土桃山時代・16世紀
1月16日(日)まで展示されます。
国宝室には椅子があり、座ってゆっくり鑑賞できるようになっています。
写真撮影OKな太っ腹!
2013年に見た時は、尾形光琳の風神雷神図屛風と一緒に展示されていました。
▼屏風を鑑賞する前にこれを見てきました。
墨の濃淡が立体的に浮かび上がり、また等伯の生涯も分かりやすくまとめれていて良かったです。
東京国立博物館 - 催し物 ミュージアムシアター VR作品『国宝 松林図屛風-乱世を生きた絵師・等伯-』
3-1 仏教美術 ー平安~室町
▼曼荼羅
浄玻璃の鏡と人頭杖も描かれてますね。
鶴岡八幡宮に人頭杖のリアルなやつがあったと記憶しています
▼安倍晴明の鬼退治
コレクション名を忘れました。
安倍晴明が活躍する様子を描いたうちの1枚です。
全部で13枚くらいあったかな?
5-6 武士に装い ー安土桃山・江戸
▼白糸威銅丸具足
江戸時代・17世紀
▼一の谷馬藺兜
秀吉ゆかりの兜と伝わっています。
そういえば、何処かのお城に行った時(何処だか忘れてる^^;)娘が旦那君にこの兜レプリカを被らされていたっけ。
かなり重かったみたいですよ(笑)
7 屏風と襖絵 ー安土桃山・江戸
▼屏風
綺麗だったので取りましたがコレクション名が分かりません。
大きな屏風でした。
この部屋は両側の壁に展示されていて、真ん中には長椅子が置かれているので、座って鑑賞できます。
8-1 暮らしの調度 ー安土桃山・江戸
▼搔い巻き
鳳凰の刺繍がゴージャスですねぇ。
搔い巻き布団はすきですが、、、、、
娘「固そう」だって(笑)
▼春を称える詩
いろはにほへと ちりぬるを
わかよたれそ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて
あさきゆめみし ゑひもせすん
色は匂へど 散りぬるを
我が世誰ぞ 常ならむ
有為の山奥 今日越えて
浅き夢みじ 酔ひもせず
香の良い美しい花もやがては散ってしまう
この世に生きる私たちも
いつまでも生き続けられるものではない
今日も迷いの多い人生を乗り越えて
儚い夢や仮想の世界に酔いしれる事もない
生き続けられる事が安らかにいられる事につ繋がる、という悟りだそうです。
さて、1階に降りて、、、、ここにくると必ず立ち寄る展示室(*´▽`*)
11 彫刻
▼観音菩薩
▼不動明王像
天地眼の天を見る目がこぼれ落ちそうです。
▼菩薩立像
鎌倉時代・13世紀前半
木造・金泥塗・色彩・切金・玉眼、、、そして唇は水晶
弥勒菩薩といえば、広隆寺の国宝が有名ですが、べるが日本で一番美しいと思っているのはこの需要文化財の弥勒菩薩です。
この仏像を見たさに、トーハクに展示の有無を問い合わせるほど好きなんです(笑)
本来は左手に蓮の花を持っていたようです。
また、着衣の模様が繊細で美しい。
奈良の伝香寺の地蔵菩薩と対なのでは?と言われています。
確かにお顔の雰囲気は似ているのかも。
実物は見た事ないのですが・・・・・
後ろ姿も撮っちゃうよ(*´▽`*)
流れるようなスタイルですな!羨ましい(笑)
1月30日まで展示されます。
トーハクでの撮影は、企画展・特別展以外はほぼOKですが、一部NGなコレクションにはNGマークが付いているので注意が必要です
1月2、3日は寛永寺の根本中堂で、十二神将と四天王像が特別公開されていたので行きたかったんですが、博物館で時間を使ってしまって間に合いませんでした。
最後までご覧いただきありがとうございました(*^^*)