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先日出掛けた時に、通りかかった神社へ立ち寄りました。
成田鎮守 埴生神社
正確なご由緒は分かっていませんが、西暦1168年の正月に埴生郡の領主、成田五郎頼重が鉱物を奉納という文字が出てくるのが最初です。
後の西暦1244年には、同じくこの地方を納めていた埴生次郎平時が、神輿を寄進している事が分かっているので、創建はそれより以前ということになります。
手水舎
とても風情ある手水舎ですよ。
水回りも清潔です。
拝殿
大きくはありませんが、立派な拝殿です。
大きな酒樽が奉納されています。
御祭神は、祭祀用の特別な器を作る、埴山姫之命(はにやまひめのみこと)です。
神格 土の神、陶器の神
ご利益 田畑の開墾守護
陶磁器業守護
子宝・安産
埴山姫を祀った神社は少ない(と思う)ので、初めてかもしれない。たぶん。。。
ざっくり説明
伊邪那美命(いざなみのみこと)が、火の神碑火之迦具土神(ひのがくつちのかみ)を出産して大火傷を負った後、死の直前に水の神ミズハノメと共に生まれたのが、埴山姫命。
はっきり言ってしまうと、伊邪那美命が火傷で苦しんでいる時の、糞から生まれたのが埴山姫命、尿から生まれたのがミズハノメであります(^-^;
肥料の神様とも言います。
火之迦具土神と埴山姫命の間に、稚産霊命(わかむすびのみこと)が生まれ、その子から豊受大御神(とようけのおおみかみ)が生まれて、外宮の神様になりました。
埴生神社と埴山姫命に共通する「埴」という字は、赤土の粘土という意味で、昔は素焼きの器を指していたようです。
そういえば、成田の先には県知事の住まいがあって、そこは埴輪が有名でした。
成田空港の向こう側です。
境内
境内もそんなに広くはないのですが、とにかく綺麗にされてます。
玉砂利が綺麗に掃かれています。
歩いても良いはずですが、歩けません。
でも、既に誰かさんの足跡がありますね(~_~;)
※本来、玉砂利は踏む事によって、身を清めるのだから歩いていいんですよ。
大きくて幹の太い立派な木があります。
御神木かな?他には見当たらなかったので。。。
でも、この神社では、狛犬やお獅子も見当たらなったっけ。
拝殿の奥に続く道。
周りの木々もきちんと手入れがされていて気持ちがいい。
本殿が見えました。
紅葉は終わりで散った紅葉が綺麗でした。
御朱印
御朱印帳を持っていなかったので、通常の御朱印を書き置きでいただきました。
タイトルに“ひっそりと”とありますが、行事は多そうです。
アクセス
JR成田、京成成田からはともに徒歩約15分です。
駐車場はありますが、祭事や神事で人が大勢集まるときは、停めるのは無理かもしれません。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました(*^^*)