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九州国立博物館の「特別展はにわ」のつづきです。
挂甲の武人5兄弟
「特別展はにわ」のメインは、挂甲の武人5兄弟が勢揃いしたことです。
挂甲とは小さな鉄板を綴り合わせた甲のこと。古墳時代の姿をを見てとることができます。
同じ工房で作られ各地に散った5兄弟が、初めて一同に揃いました。
挂甲の武人といえばこれ!
最初の国宝埴輪で、バンク・オブ・アメリカの支援を受けて近年修復が完了しました。
今も地元(群馬県)在住・相川考古館蔵
昭和35年に日米修好通商条約100周年を記念して、アメリカで埴輪展が開催されました。
その翌年に、古美術商を介して渡米。今回63年ぶりの里帰りです。
アメリカ、シアトル美術館蔵
シアトル蔵の武人と似ていることから、1体から2体修復したのでは
と、一部研究者から疑われているそうです。
出土場所は違いますけどね。
千葉からこんなに遠い場所で一緒になりました(笑)
昭和初期までは一番知られた武人でした。
5体の中では一番新しい(それでも6世紀)武人です。
天理大学附属天理参考館蔵
▼武人の後ろ姿
こういうのを見らることができるのも特別ですね!
群馬県は古墳が多いのです。
以前から「古墳巡りしたい」と訴えてますが、家族の胸には響かないみたいです。
▼家形埴輪
小さめの家形は埴輪がありました。
▼動物埴輪
▼鶏形埴輪
動物埴輪では最も早く、古墳時代前期から作られていました。
そんなに昔から鶏がいたんですね。
▼新しい発見
平成13年8月4日に、柴又で出土したものです。
渥美清の命日でもあり、寅さんに似ていると話題になった埴輪です。
▼武人埴輪模型
明治天皇の崩御に伴って制作され、伏見桃山陵に奉献された埴輪「御陵鎮護の神将」の模型です。
鎧兜が戦国っぽいですね。
埴輪の色彩
埴輪は窯で焼いた後に色を塗られたので、長い年月で落ちてしまい、わずかに残るのみとなっています。
使われた色は赤、白、黒、灰色。
基本的には製作地付近の土中の成分を顔料として使っていたようです。
埴輪=土色とずっと思ってましたが、どうやら違うようです。
近年は恐竜も毛があったりカラフルですものね。
キューハクのカフェて一息。
広くて開放的です。
▼カフェラテと
▼アイス最中をいただきました。
アイスはさっぱりしたミルク味で美味しかったです。
▼旦那君は踊る人々のチョコレート羊羹を。
小豆が苦手て羊羹は食べませんが、チョコレート味ならと一口貰いました。
頭をカット。
旦那君「そこから切る?酷い」だって(笑)
欲しいお土産は大きい高いで、諦めました。帰省先だしね、トーハクだったら買ってたかも^^;
▼旦那君が馬型埴輪のキーホルダーをお買い上げ。
クロークは広くて無料で荷物やコートを預かってくれました。
何よりトーハクに比べて人が少ない!
トーハクだったらこんなにゆっくり見れなかったかもしれません。
また、訪れたい博物館でした。
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