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皆さんは和紙畳というのをご存知ですか?
べるは、今回の畳替えで初めて知りました。
最初は当然のごとくイ草の畳にするつもりで、ネットで相場や施工店を調べていました。
その時目に飛び込んできた和紙畳の文字。
え?和紙で出来た畳??
紙で出来てる畳って何?と調べていくうちに、「もうこれしかない!」ってなりました。
※リフォームのお値段は2022年2月当時の金額です
畳みの種類
畳みにはいくつか種類があります。
イ草
一番馴染みのある畳ですね。
昔から日本の和室に使われたイ草の畳は、湿気を吸収して湿度を調整する機能があります。
抗菌効果・保湿・保温効果があって夏にゴロンと転がると気持ちがいいですよね。
イ草の良い香りにはリラックス効果もあります。
ただひとつ、ダニがイ草を好むので湿気を吸収したままにすると、ダニの住み家になってしまいます。
サザエさんの漫画で畳を干してる絵とか見た事ありますか?手入れが必要なのです。
樹脂畳
介護などでおススメされるのが洗える畳の樹脂畳。
これは以前から知ってました。
文字から察するとうりポリプロピレンで出来ているので、ビニールのような感じです。
お掃除はラクになるけど、たぶん冬は冷たいんじゃないかな。
和紙畳
今回決めた畳はこれ!
イ草のような調湿効果はありません。
香もありません。
メリットはイ草に比べてカビ・ダニが発生しにくい、日焼けや色褪せしにくい、耐久性がイ草の3倍、汚れ防止加工がしてあるので撥水性にすぐれる。
畳替えの頻度
一般的なイ草の畳の場合、20年の間に新品の状態から裏・表替えを合わせて6回替えて、20年目に新調するのが普通だそうです。
和紙畳の場合は10年後に裏替えして20年後に新調するので、頻度がずっと減って経済的です。
ウチに来てくれた職人さんが
「この畳は色褪せしにくいし長持ちしますよ」と言ってました。
「それで決めました」と、いったら
「こっちの仕事は減っちゃうんだけどね」って笑ってましたけど、職人さんの本音は困りますよね^^;
サンプルの取り寄せ
実際にどんな感触なのかサンプルを取り寄せました。
まず、HPで申し込んだのですが、8日過ぎても届かないので電話でお願いしたらその日の内に届きました。
何故!?(笑)
電話で取り寄せたサンプル
▼実際に触って確かめられる事と、ネットで見る色と若干違いがあるのでサンプルは必要です。
▼ストリームという、つまり畳縁です。
これも実際に見たほうがいいですね。
なんと、電話で取り寄せた翌日にネットで申し込んだサンプルが届きました(;・∀・)
ネットで申し込んだサンプル
▼見本数が多いです。
▼ストリームの他に大宮縁とい畳縁のサンプルが来ました。
ストリームは有料ですが、大宮縁は無料です。
電話で申し込んだらすぐ届く、ネットで申し込んだら遅いけどサンプル数が多いとは悩ましいです。
▼施工例とインテリア等とのカタログが入ってました。
▼右下は四万温泉にある積善館の佳松亭です。
高級旅館やホテルの実例がたくさん載ってました。
和紙畳
天気良くてコントラストが強すぎますが、選んだのは白銀市松シリーズの02番『乳白色✖白茶色』です。
畳縁は同系色の清流カラー10『乳白色』です。
部屋がとても明るい印象になりました。
大変綺麗で満足しています。
お値段
随分年月が経っていたので新調を覚悟しましたが、職人さんが確認してくれてまだ表替えで大丈夫と判断してくれました。
全て込みで6畳1間、79,750円
新調の場合は121,330円でした。
イ草はランクが細かいので一概には言えませんが、国産の普通ランクに比べたらちょっと高いのかな?
※物価上昇でお値段は高くなっていると思うので、確認をしてください
でも、耐久性と見た目を重視したので満足です。
※2024年3月現在、2年と少し経ちましたが、まったく色褪せ・劣化はありません
▼こちらで申し込みました
最後までご覧いただきありがとうございました(*^^*)