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お山めぐり(地獄巡り)の順路があるのですが、体力的に無理な場所もあり、順路通りの参拝ではありません。
▼地蔵堂の左横から歩き始めました。
曇っていたので荒涼とした風景がさらに強調されて裏寂しい雰囲気です。
▼石と岩の世界
恐山の最後の噴火は1万年前だそうです。
▼たぶんガスが噴出する場所なのかな?
敷地内では、線香・ろうそく・煙草は禁止です。
▼石がたくさん積まれています。
▼賽の河原地蔵和讃に因む石積み
~略~一つ積んでは父の為、二つ積んで母の為、三つ積んでは古里の兄弟わが身と~略~
口コミでは「関係ない人は勝手に積んではいけない」とあったので積みませんでしたが、翌日住職から「是非参拝の証と供養の為に積んでいってください」と言われました。
翌日はここまで来る時間がありませんでした(ーー;)
▼火山性ガスによって花はすぐに枯れてしまうので、恐山では風車を奉納します。
風の向きで亜硫酸ガスをよける目印にもなるようです。
この辺りは無限地獄です。
▼慈覚大師堂
わらじがたくさん納められています。
▼宇曽利湖が見えてきました。
▼みたま石
▼延命地蔵尊
▼石が黄色く変色してますね。
ガスが多く噴出している時だと、頭痛や気分の悪くなる人もいるようです。
この日は硫黄臭は感じませんでした。
▼黒く変色している岩も
▼お賽銭は火山性ガスで腐食してます。
この辺りは賽の河原です。
▼賽の河原地蔵堂
▼向かって右側の建物にトイレがあります。
トイレは入山前の駐車場とここだけです。
▼地蔵堂の中には、亡くなられた方々の遺品がたくさん納められていました。
ー合掌ー
▼子抱地蔵
地獄の裁判官・閻魔大王と表裏一体の地蔵様は、境内にたくさんおります。
水質の変化によって赤くなるみたいです。
▼水子供養
極楽浜に着きました。
▼湖の手前の砂浜に水たまりが。
溜息が出るような景色です。
▼湖水はかなり透明です。
▼砂浜は真っ白。
南の島の砂の色とは違って眩しいほどの純白です。
娘曰く無の白さだと。
これはね、写真では伝えにくいです。
敷地全体が白っぽいでんすが、ここは卵の殻のような白さで神秘的な砂浜です。
湖のpHは3.2~3.8で食用酢とほぼ同じ。
ここには世界で一番酸に強い、ウグイという魚が生息しています。
青森県内の水族館で、見る事が出来るらしいですが、水族館のケースが宇曽利湖の水に耐えられないので真水で展示しているそうです。
因みに、よそからウグイを連れて来てここに離しても2時間もたないそうですよ。
ここだけで進化したんですね。
▼東日本大震災供養塔
ずっとこの景色を眺めていたいくらいですが、そろそろ戻ります。
最後までご覧いただきありがとうございました(*^^*)