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以前からずっと行きたかった、一宮町にある玉前神社へ行ってきました。
うちの旦那君はたままえじんじゃと読みましたが、たまさきじんじゃです(笑)
出雲ー玉前レイライン~ご来光の道~
真東を向いている玉前神社の一の鳥居は、春分と秋分の日に九十九里から登る朝日に照らされます。
この日、太平洋からの登る日の出の位置と玉前神社を結んだ延長線上には、静岡の富士山頂、山梨の七面山、滋賀の竹長島、京都の元伊勢(かつて伊勢神宮の内宮が鎮座いていた場所)、鳥取の大山、島根の出雲大社(出雲日御碕神社)が並んでいて、ご来光の道と呼ばれています。
このレイラインは日本で一番有名で距離も長いのです。
▼西の起点、出雲の日御碕神社については下記をご覧ください
上総國一之宮玉前神社
玉前神社は、国宝の『延喜式』という平安時代の法典に記されているほど由緒ある神社です。
名神大社として名を列せられ、朝廷、豪族、幕府から信仰を集めていました。
戦国期に戦火にあって、多くの社殿・宝物・文書が焼失したために、創建やご由緒が分かっていません。
▼参道に面した一の鳥居から本殿へ向う道は、玉砂利の中に石が敷かれて歩きやすくなっています。
この日は巫女さんが玉砂利の中の雑草取りをしていました。
巫女装束だったので、とても暑かったろうと思います。
水神
竹製の鳥居の向こう側に神水の蛇口が3つ並んでいます。
立て札には、汲む為のペットボトルは授与所にあり、初穂料は100円ですと書いてありますが、HPには容器は無いので各自用意してください。24時間汲めますみたいなことが書いてある・・・・・
▼二の鳥居
上の写真は旦那君に急かされて(ーー;)鳥居の上がみきれたので、額扁だけもう一枚。
最近は「また写真撮るの?」って圧がかかるんですよ・・・・・それでも撮るけどね
▼脚が長くてどっしりした狛犬さん『阿』
▼同じく『吽』
両部鳥居
▼立派な造りの三の鳥居は神仏習合の名残りの両部鳥居です。
厳島神社の大鳥居は両部鳥居の代表格
▼鳥居手前の左側には玉前稲荷神社
▼鳥居の右側に立派な瓦屋根の手水舎があったけど、コロナの為使用禁止になっていました
さざれ石
▼さらにその奥にはさざれ石
このさざれ石は粒が大きいです。
▼さざれ石画像あります。お時間がありましたらどうぞ( ̄▽ ̄)
御神木
こちらの御神木はイスの木、通称なんじゃもんじゃの木です。
そうか、なんじゃもんじゃなのか。
今度は花の時期にきてみましょう♪
この日は暑いかったけど、この辺りの木陰はひんやりして気持ち良い空気です。
御神木のなんじゃもんじゃを見上げて、、、、花が咲いたら見事だろうな
社殿
黒漆塗りの権現造り。
拝殿と社殿が『工』の形をしていて、江戸時代に東照大権現に多く用いられた為に権現造と呼ばれ、豪華で華美なのが特徴です。
有名なのは日光東照宮
▼拝殿
▼黒い社殿はカッコいいなー。
唐破風屋根の下正面には高砂の彫刻があり、左甚五郎の作品です。
右側の小っちゃいやつ
高砂といえば、結婚式で新郎新婦が座る席ですが、神社では人生を言祝う大変目出度い能のひとつで、小さいおじいさん、おばあさんの彫刻です
▼色が綺麗!素敵!
▼ちょっと横へ回って本殿
御祭神は玉依姫命
豊玉姫命の妹神です。
▼黒い社殿がカッコいい香取神宮
神社内敷地
休憩所がありました。
キンキンに冷えた神水が飲めます。
旦那君はごくごく飲んで
「生き返った~」と言ってました(笑)
▼日差しが眩しい
▼はだしの道
靴を脱いで歩いてみます。
▼真っ白で綺麗な玉砂利の道
▼少し角があるのも混ざっていたりして(^-^;
一周まわったところで旦那君が
「あと3周!!」と叫んだΣ(゚Д゚)
一周廻りて無垢となり
二周周りて気を入れて
三周廻りて気を満たす
そして小さく
※靴と靴下をお脱ぎになり、はだしにてお歩きください
ダメじゃん(;''∀'')
靴は脱いだけど靴下は脱がなかったよ
若いカップルは「いてー、もう無理」って叫んでました。
この時点で無垢にはなれないよ(笑)自分もだけど
▼ここのよりは痛くなかったよ
▼神楽殿
▼御朱印を頂きました
アクセス
広い駐車場は社殿の裏側の方にあり、駐車場から境内にはいれますが、その場合は鳥居は通りません。
せかっくなので、少し歩いて正面からの参拝をお勧めします。
最後までご覧いただきありがとうございました(*^^*)