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さて、京都旅行2日目後半は、叡山鉄道でくらまからきふねぐちまで一駅移動しました。
貴船川の川床
貴船神社は貴船川の上流にあり、その貴船川の風物詩といえば川床です。
▼すでにこの時期(5月下旬)で営業が始まってましたが、山の川沿いはジッとしてるとまだ肌寒くて(^_^;)
たくさんの川床で呼び込みがさかんでしたが。。。。。
鞍馬で昼食を済ませても、ここで甘味を頂く事も出来たのでですが、ちょっと川床でという気候ではありませんでした。
気候が良くなってくる頃には、予約無しでは難しくなるので、利用したい方は予約をして下さいね。
貴船神社
京都市左京区鞍馬貴船町、鞍馬山の麓にあり、全国に数多ある貴船神社の総本宮です。
この日は観光バスが3台来ていて、狭い場所に人が多い。
貴船神社は本宮、結社、奥宮とあって、有名な本宮はそんなに広くありません
本宮
▼貴船神社本宮へ行く有名な階段です。
人が途切れた時にやっと撮れた一枚です。
▼階段を登り切った場所で撮影
▼本宮です。
人がわんさかいるので、上しか撮れませんでした。
水を司る神様です。
黒馬と白馬
貴船神社は水を司る神を祀る神社として、嵯峨天皇以降神事に本物の馬を献上する習わしがありました。
降雨を祈願する時は黒馬を、止雨を祈願する時は白馬を奉納しました。
雨乞いの地は本宮から300mほどの貴船山の中にあり、現在は禁足地となっています。
また、貴船神社は絵馬発祥の地でもあります。
生きた馬を献上する代わりに、馬型の板に色を塗って奉納したのが始まりと言われています。
境内には弱アルカリ性の上質な天然水が湧き出ていて、水占みくじがあります。
水に浸けると文字が浮き出るおみくじです。
本宮の次は結社ですが、本宮から結社までの道は歩道が狭く結社も気づきにくい場所にありました。
気づいたんだけど、今回は時間が無かったのでパス!
御祭神の磐長姫さま(木花咲耶姫のお姉さんです)ごめんなさい。
奥宮
奥宮へ向かう参道の入り口には、赤い鳥居と思ひ川にかかる思ひ橋があります。
玉砂利の参道を進むと神門の桜門が見えてきます。
両脇にも春日灯篭があります。
元はここが貴船神社の本宮で敷地はかなり広く、見どころがいっぱいなんですけど、写真を撮ってないですね~(・_・;)
▼下の写真はたぶん鈴市社
本宮の真下には台地の気が集まっている龍穴があり、これは誰も見る事が出来ません。
観光バスのツアーの方々は、奥宮まではこないようです。
人が少なくてゆったりとした時間が流れていました。
京都の魔界その2
草木も眠る丑三つ時。
真っ暗な森の中に、カーン、カーンと何かを打つ音がする。
蝋燭の灯りがぼんやりと浮かぶそこには、白い着物を着た女がひとり。
「呪」と書かれた藁人形を打ち込む姿であった。
蝋燭を灯した金輪を頭にのせ、嫉妬に狂った鬼の形相を見せる。
呪いで怨みを晴らそうと、夜な夜な丑の刻参りをする女の姿である。
文学などでお馴染みの場面。
下京に住んでいた女が自分を捨てて後妻を娶った夫を恨んで、この地で丑の刻参りを行っていました。
すると鬼になるよう、神のお告げありました。
夫はそれ以降悪夢に苦しみ、安倍晴明に祈祷してもらうと鬼と化した元妻は、苦しみながら去っていきました。
貴船の森に伝わる丑の刻参りの話しです。
▼歌川国芳の相馬の古内裏に描かれた滝夜叉姫(左)。
本当は100体の骸骨を操ったそうですが、国芳はそれを大きな骸骨1体で表現しました。以来、それが定着したようですね。
滝夜叉姫は、平将門の娘で元は五月姫と言い、一族郎党が滅ぼされた後、父の無念を晴らそうと貴船で丑の刻参りをして妖術を身につけました。
このおお話は歌舞伎の演目にもなってますね。
おまけ
京都といえば新選組?(笑)
1日目の夜はフレンチのコースで贅沢をしたので、2日目夜はカジュアルな居酒屋で。
京都仕様の華の舞です。
内装とメニューが新選組でした。
本日もお付き合いありがとうございました(*^^*)