こんばんは。ご訪問ありがとうございます。
久しぶりに千葉神社へ行ってきました。
千葉神社は年末年始には、神社をぐるり一周するような行列が出来る、参拝者の多い神社です。
三が日に通り掛かった時の、今年の行列も凄かったですね~。
ご由緒
平安末期び関東南部を広く統治した平良文は、戦いの度に妙見様に祈願をして勝利を収めていました。
その、平良文の子孫である千葉氏は、一族の守護神として妙見様を各地にお祀りして信仰しました。
千葉氏と縁の深い源頼朝も平家打倒を祈願して、直筆の願文、太刀、文具を奉納しています。
江戸時代には、北斗金剛授寺尊光院といって、真言宗のお寺でした。
通称「千葉の妙顕寺」「尊光院」と呼ばれていました。
明治2年に発令した「神仏分離令」の時に、僧侶、総代、氏子で話し合いが行われ、古くから続く妙見大祭の神輿渡御が神社の様式である事から、その継承を守る為に「千葉神社」となりました。
現在の建物は手水舎だけが残り、昭和20年に焼けてしまったので、再建された建物です。
主祭神
妙見様 北辰妙見尊星王(ほくしんみょうけんそんじょうおう)
北極星と北斗七星を神と仰ぐ星の神様です。
全ての方位、方角を司り東西南北・四方八方へ御神徳を及ぼす神様。
しかし、妙見様といえば菩薩ですよね。
神仏分離令ってちょっと複雑な感じ。
下の写真にある神社の紋は、3つの光を表した神紋・三光紋と、中央の多くな星の周りに小さい名9つの星を表した社紋・九曜紋です。
相殿神は、経津主命(ふつぬしのみこと)と日本武尊命(やまとたけるのみこ)。
日本武尊命は関東の守護神であり、没した時に白鳥になって妙見様の元に旅立ったとされています。
分霊社・尊星殿
楼門型の分霊社です。
神社の建築物をしては珍しい、社殿と楼門の複合建築です。
神社側から尊星殿を通って外に出ると公園と繋がっています。
こちらは狛犬がいます。
分霊社は中央の福徳殿、東の日天楼、西の月天楼、上階の開運殿の4つに分かれています。
中央の福徳伝にある八角形の干支方位を表した彫刻が見事です。
全部載せるとしつこくなるので一つだけにしておきましょう(笑)
妙見池に掛かる橋
朱塗りの橋は、七五三や結婚式などのフォトスポットになっています。
綺麗な橋で絵になりますね~。
紅葉してたらもっといいなー。
摂社・千葉天神
1182年に境内に学問の神様、藤原道真公が祀られました。
県内最大の天神様で、元は千葉神社の社殿でした。
こちらのお賽銭箱のは神紋がありますね。
日枝神社、香取神社、厳島神社、八幡神社、金毘羅宮など、境内には14の末社があります。
今までにも何度か来ているのに、奥まで来たのは初めてです(^-^;
いつも慌ただしくお参りしてました。
今回はゆっくり見て回ったので、こんなに広いかったと思っていませんでしたよ。
亀石は触るとご利益があるそうです。
勿論なでなでして来ました(*^^*)
唐獅子
大通りに面した鳥居には迫力のお獅子がいます。
昭和天皇即位の大礼の記念として、昭和2年に左右一対の獅子児鍛錬像が設置されました。
獅子がわが子を谷に突き落とすってやつですね。
優しい雰囲気の狛犬とは対照的に、迫力のあるお顔ですよ(*´▽`*)
アクセス
千葉駅東口 駅前ロータリー16番乗り場から市内循環バス「Cバス」が運行しています。
一般バスは駅前ロータリー6番乗り場から「千葉駅北口行」「西千葉駅行」に乗り「院内町」で下車。
料金は両方とも大人100円、子供50円です。